軍刀とは

投稿日:2026年09月15日(火)

「軍刀」という用語としては戦闘に使われた刀全般に対する用語ですが、通常、近代の日本軍の軍刀を指します。
但し、日本刀の起源ともされる蕨手刀と軍刀がほぼ同じような使われ方をされていたことを考えますと、刀の使い方の本質は千年たっても変わらなかったと言えそうです。
日本軍の軍刀の歴史は、西洋のサーベルから始まり、西南戦争での実用的な再評価を切っ掛けに刀身に日本刀が入るものが使われはじめます。この間、基本は片手で使うことが前提ながら、随時両手で使うという使い方が基本になっていきます。その後、昭和十年に両手使いを基本とする、よく知られる軍刀が制定されます。軍用品として扱いは将校では備品、下士官では官品とさて軍の階級を示すものとなり、当初はサーベルとして騎兵のものとされていたものが全軍でみられるようになります。軍刀の歴史が長くなると実用と精神的な支柱として伝統的な日本刀への回帰や新規の刀の製作がされるようになり、戦前の日本軍を代表するものとなっていきます。