相州伝の一覧


継康作<包丁正宗写し> 昭和四十二年二月日

現代 静岡 白鞘  12万円

刃長22.6cm 反り0.1cm

本造り庵棟、うぶ茎。 湾れに互の目乱れ、大房の互の目交じる。匂い深く小沸よくつく。湯走りかかり、太い足入り葉働く。金筋、砂流しかかる。匂い口明るく冴える。板目肌、杢交じりよく練れよく詰む。地沸微塵につき、強い地景よく入る。

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戦国時代の名槍

綱(相州綱広)<相州の両刃>

室町後期 相模 当店の鑑定 白鞘入り、拵付 15万円

刃長29.4cm 反りナシ 元幅2.35cm(重ね2cm) ケラ首下1.5cm ケラ首上2.4cm

素槍造り、うぶ茎。 互の目乱れ、丁子交じりやや掃き掛ける。匂い深く、よく沸づく。細かな金筋、砂流し頻りにかかり明るく冴える。小板目肌、柾交じりよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景よく入り沸映り立つ。出来良し。

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本阿弥長識 鞘書 相州行光

薙刀直し脇差 無銘(末左・大左一門) <本阿弥長識鞘書(相模国行光)>

南北朝時代 筑前 特別保存刀剣 白鞘 お問い合わせ下さい

刃長 反り 元重 元幅 先重
54.1cm 0.7cm 0.65cm 3.0cm 0.5cm

本造り庵棟、磨上茎。 湾れに互の目、沸筋交じる。匂い深く沸よくつく。湯走り飛び焼きかかり、足入り葉働く。金筋、砂流しよくかかり明るく冴える。板目肌に柾交じり練れ詰む。地沸微塵に厚くつき、地景よく入り沸映り立つ。大左一門、末左。

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「へし切長谷部」で知られる名工

長谷部国重<鎌倉時代後期の作>

南北朝時代 山城 特別保存刀剣 白鞘 お問い合わせ下さい

刃長26.0cm 反りナシ 重ね0.55cm 元幅2.25cm

本造り庵棟、うぶ茎。 互の目乱れに丁子交じり、焼き高く皆焼となる。匂い深く小沸見事につく。湯走り飛び焼きかかり、太い足入り葉働く。金筋、砂流しよくかかり、沸筋長く通る。匂い口明るくよく冴える。板目肌、柾交じりよく詰む。地沸微塵に厚くつき、強い地景よく入る。長谷部。

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相州の傑作

広次(相州)

室町前期 相模 特別保存刀剣 白鞘、拵付き 155万円

刃長19.6cm 内反り 重ね0.46cm 元幅2.24cm

平造り庵棟、うぶ茎。互の目乱れ焼き激しく皆焼となる。匂い口フックラと沸づく。湯走り飛び焼きかかり足、葉盛んに働く。金筋、砂流しかかり明るく冴える。板目肌に柾交じりよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ映り立つ。

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