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吉原国家 七十二才作 昭和四十年仲秋 恵贈渡辺愛三君

初代吉原国家の渾身の作である、まるで源清麿に見える逸品です。

初代国家は現在も都下の名工と知られる吉原一門の祖で、吉原義人、二代国家、両刀匠の父にあたります。系統としては現代刀保存の立役者である衆議院議員、栗原彦三郎が設立した日本刀鍛錬伝習所に入門し、笠間繁継に師事しております。備前傳で知られる吉原一門の基礎をつくった刀工です。

刃長 反り 元重 元幅
28.5cm 0.0cm 0.65cm 2.6cm

現代 東京  保存刀剣 白鞘 55万円

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