令和5年度埼玉県名刀展「大名家のお抱え刀工」
投稿日:2023年09月16日(土)
「川越市立博物館・埼玉県刀剣保存協議会 共催事業」
各地の大名家お抱え刀工の作品を展示
このたび、川越市立博物館・埼玉県刀剣保存協議会の共催により令和5年度埼玉県名刀展「大名家のお抱え刀工」を開催する運びとなりました。
埼玉県名刀展は昭和32年の第1回から今年度まで65回を数えます。本年度は、各地の大名家お抱え刀工をテーマとして取り上げ、会員愛蔵の一刀をご覧いただきます。埼玉県指定文化財や特別保存刀剣といった特に貴重な刀剣に加え、当館からは幕末に川越藩のお抱え刀工藤枝英義の弟子・英辰の薙刀を特別出品しております。
また、刀剣の外装である拵・小道具も展示しています。江戸時代、武士の表道具であった刀は、その外装にも意匠が凝らされました。特に鐔・縁頭・小柄・笄などの小道具には中国の故事や日本の物語、花鳥風月などの画題が巧みな鑽づかいで彫刻されています。
これらの展示を通じて、ご来館のみなさまに刀工の技の冴え、刀剣に表現された日本の美をご覧いただければ幸いです。本展の開催に当たり、ご協力いただいた関係各位に厚くお礼申し上げます。
会期
令和5年(2023)9月16日(土曜日)から10月1日(日曜日)まで
開館時間
午前9時から午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日
9月19日(火曜日)、9月22日(金曜日)、9月25日(月曜日)
観覧料
一般:200円(160円)
大学生・高校生:100円(80円)
中学生以下:無料
※()は20名以上の団体料金です。
※身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をご持参の方、及びその介護者1名は無料
※川越城本丸御殿、川越市立美術館、川越まつり会館との共通券もあります。
実演
いずれも、午前は10時30分、午後は13時30分から
9月23日(土曜日・祝日) 刀身彫刻実演(刀身彫師 橋本しゅう巴氏)
9月24日(日曜日) 白鞘製作実演(鞘師 堀越隆夫氏)
9月30日(土曜日) 刀身研磨実演(研師 白田修氏)