会津の鎧通し 無銘(会津道辰) 江戸後期 陸奥 鑑定倶楽部の鑑定 白鞘 15万円 刃長22.6cm 反りなし 重ね0.55cm 元幅2.2cm 本造り庵棟、うぶ茎。 互の目乱れ、尖り状の刃交じり飛び焼き交じる。匂い口ややフックラと小沸つく。小足よく入り、葉働く。金筋、砂流しよくかかり、明るく冴える。板目肌に杢交じりよく練れよく詰む。地沸微塵につき、細かな地景顕われ白気映り立つ。
徳川吉宗公上覧鍛冶 武蔵太郎安国 真十五枚甲伏作 江戸中期 武蔵 特別保存刀剣 白鞘 拵付 105万円 刃長 反り 元重 元幅 先重 先幅 62.6cm 1.2cm 0.65cm 3.0cm 0.45cm 1.9cm 本造り庵棟、うぶ茎。互の目乱れ湾れて、大房の丁子交じる。匂い口やや深く小沸よくつく。足入り葉働き、細かな金筋刃縁に絡む。砂流しかかり、明るく冴える。板目肌に杢交じり詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ白気風の映り立つ。下原一派、大村加トの門。出来良し。
<織田信長の抱え鍛冶> 若狭守氏房<織田信長の抱え鍛冶> 安土桃山 美濃 特別保存刀剣 白鞘 68万円 刃長 反り 元重 元幅 31.0cm 0.2cm 0.6cm 2.8cm 平造り庵棟、うぶ茎。互の目乱れに丁子交じり飛び焼き交じる。匂い口フックラと小沸つく。足よく入り葉働く。金筋、砂流しかかり、匂い口明るく冴える。板目肌、柾交じり流れ心に詰む。地沸微塵につき、細かな地景顕われ白気映り立つ。表裏に棒樋の彫刻。
村正の父 濃州関住兼村 室町中期 美濃 保存刀剣 白鞘、拵付 95万円 刃長 反り 元重 元幅 先重 先幅 69.7cm 1.0cm 0.75cm 2.85cm 0.55cm 2cm 本造り庵棟 磨上茎 刃紋は互の目丁子乱れ、尖り状の刃交じる。匂い口ややフックラと小沸よくつく。足、葉よく働き、金筋、砂流しかかり明るく冴える。板目肌、杢交じり練れよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ白気映り立つ。良賢派、関兼村。
ノサダ、最上大業物 和泉守藤原兼定(之定) 室町後期 美濃 特別保存刀剣 白鞘 290万円 刃長21.8cm 反りナシ 元幅2.1cm 重ね0.6cm 平造り庵棟、うぶ茎。 中直刃、浅く湾れて小乱れ交じる。匂い口フックラと小沸見事につく。細かな金筋刃縁に絡み、砂流しかかり明るく冴える。板目肌、杢交じりよく練れ詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ淡く映り立つ。二代、和泉守兼定。最上大業物。
相州上位作 無銘(直江志津) 南北朝 美濃 特別保存刀剣 白鞘 120万円 刃長 反り 元重 元幅 先重 先幅 45.6cm 0.8cm 0.7cm 3.2cm 0.6cm 2.9cm 本造り庵棟、磨上茎。 互の目乱れ、大房乱れ交じり小乱れ交じる。匂い深く見事に沸づく。小足よく入り、葉働く。金筋、砂流し頻りにかかり、明るく冴える。板目肌に杢交じりよく練れよく詰む。地沸微塵につき、細かな地景顕われ映り立つ。直江志津一門。
一国氏貞 濃州住氏貞作 永禄十年八月吉日 安土桃山 美濃 特別保存刀剣 白鞘、拵付 78万円 刃長 反り 元重 元幅 31.2cm 0.4cm 0.65cm 2.85cm 平造り三ツ棟、うぶ茎。 湾れに互の目交じり、喰い違い刃交じる。匂い深く、よく沸づく。湯走り飛び焼きかかり、足葉働く。刃縁に金筋よく絡み、砂流しかかり明るく冴える。板目肌に柾交じり練れ詰む。地沸厚くつき、細かな地景顕われ淡く映り立つ。氏貞。