新々刀の祖 水心子正秀(花押)刻印 文化十一年五月吉 江戸後期 武蔵 保存 白鞘 68万円 刃長26.8cm 反りなし 重ね0.6cm 元幅2.6cm 平造り庵棟、うぶ茎。やや逆がかった互の目乱れに丁子交じり、飛び焼き交じる。匂い深く小沸よくつく。足盛んに入り葉働く。金筋、砂流しかかり明るくよく冴える。板目肌、杢交じり練れよく詰む。地沸微塵に厚くつき、地景よく入り映り立つ。表に二筋樋、裏に棒樋の彫刻。水心子正秀。