古雅な逸品 藤嶋(古藤嶋友重、応永頃) 室町初期 加賀 保存刀剣 白鞘 22万円 刃長 反り 元重 元幅 28.9cm 1.51cm 0.55cm 2.35cm 平造り庵棟、うぶ茎。 湾れに小互の目交じり飛び焼き交じる。匂い深く沸よくづく。足葉働き、細かな金筋刃縁に絡む。砂流しかかり明るく冴える。板目肌、杢交じりよく練れ詰む。地沸微塵に厚くつき、地景よく入り淡く映り立つ。
相州の傑作 広次(相州) 室町前期 相模 特別保存刀剣 白鞘、拵付き 155万円 刃長19.6cm 内反り 重ね0.46cm 元幅2.24cm 平造り庵棟、うぶ茎。互の目乱れ焼き激しく皆焼となる。匂い口フックラと沸づく。湯走り飛び焼きかかり足、葉盛んに働く。金筋、砂流しかかり明るく冴える。板目肌に柾交じりよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景顕われ映り立つ。
応永備前の名作、大名物の半太刀拵付 売却 備州長船康光 応永廿八年三月日 室町前期 備前 特別保存刀剣、刀装具 白鞘、拵付 参考品 刃長 反り 元重 元幅 先重 先幅 60.0cm 1.66cm 0.56cm 2.75cm 0.32cm 1.6cm 本造り庵棟、うぶ茎。 直調子、浅く湾れて小互の目、小丁子交じる。匂い口フックラと小沸よくつく。匂い足盛んに入り、葉働き、細かな金筋砂流しかかり、匂い口明るく冴える。杢目肌、練れよく詰む。地沸微塵に厚くつく。細かな地景顕われ、乱れ映り鮮明に立つ。表裏に棒樋の彫刻。長船重吉の子、初代康光。応永二十八年作、大業物。格式高い半太刀拵付(特別保存刀装具)。