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濃州清水住兼辻(関)

清水住と作刀場所が入った特注の関の薙刀直し造りの脇差です。「清水」は現在の関市近郊で、戦国武将の「稲葉良通」のいた清水城があり、他には寿命や岩捲がおりました。なお清水城は春日局が幼年を過ごした場所としても知られます。兼辻の初代は室町時代後期の永正頃(1504年)とされ、本作は次代の戦国時代の作です。「辻」の名から、関の「道」系統の刀工との関係が推察され、「大道」や「出羽大掾国路」との関連が想像できます。また「辻」の字が意味する「道が交差する場所(交差点)」は、日本の伝統的な信仰や俗信において、呪術的な行為や現象が起こる特別な場所とされてきたため、本工の銘もそれに起因するのかもしれません。フィクションの世界では、「鬼滅の刃」に登する悪役「鬼舞辻無惨」にもこの「辻」の名が使われています。

刃長 反り 元重 元幅
44.7cm 1.2cm 0.75cm 31.5cm

室町後期 美濃 保存刀剣 白鞘 38万円

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