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備州長船勝光  永正八年二月日

中古刀、最上作の長船勝光の刃長60㎝もございます脇指です。映りが美しくハッキリと立ち、互の目丁子が華やかで、応永備前の傑作を思わせます。本作の様な草壁打ちを想起させる出来の刀は、後の安土桃山時代よりも古風な美しさがあり、永正備前と呼ばれ珍重されています。本刀は俗名はありませんが、永正の年紀等より次郎左衛門と思われます。本工は戦国時代初期に活躍した末備前最初期を代表する名工であり、俗名のない作にも多くの良作を見ます。本作はまさに戦国時代を戦い抜いた入念作の脇指であって地鉄や中心の出来が特別に良く、光忠、康光など古作の作域をよく顕した作品です。本刀の白鞘は古く良いもので、先端と末端の断面が平らなのが大名鞘の特徴です。

刃長 反り 元重 元幅 先重 先幅
60.1cm 2.42cm 0.75cm 2.95cm 0.5cm 1.95cm

室町後期 備前 特別保存刀剣  白鞘 98万円

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