左文字と由縁があるという伝説がある金剛兵衛の始祖は少弐氏の抱え鍛冶でもあって鎌倉時代末期ころを 初代として室町時代末期まで続く一門です。また宝満山の山伏鍛冶の出身とも言われており卒塔婆形の中心が有名です。本作は同一派のなかでも古調であり、室町前期の作となります。付属の拵えは幕末の見事な作です。
源盛重(金剛兵衛)
刃長 | 反り | 元重 | 元幅 | 先重 | 先幅 |
76.9cm | 1.81cm | 0.75cm | 3.1cm | 0.55cm | 2.1cm |
室町前期 筑前 特別保存 白鞘 拵付 180万円

















