戦国時代の関の代表的な名工である兼房の薙刀です。兼房は中国の古書にも日本刀の代表として登場するほどの名工で、日本刀の業物として有名です。それを物語る一つに、裁断銘の最高記録とされるのは十二胴裁断した兼房の脇指とされております。なお、この刀工の刃紋は兼房(ケンポウ)乱れと呼ばれて有名であり、本作の乱れ刃も特徴的で華やかです。
濃州関住兼房
刃長 | 反り | 元重 | 元幅 | 先重 | 先幅 |
44.7cm | 2.7cm | 0.75cm | 3.2cm | 0.65cm | 3.9cm |
室町後期 美濃 特別保存刀剣 白鞘 85万円
中心長さ 50.2cm










