南北朝中期を代表する名工、備前長船重真の太刀です。重真は兼光と並び称される元重の弟で、活躍期は鎌倉末期の嘉暦から南北朝中期の延文頃に及び、文和四年紀の太刀などが知られます。 姿は腰反りで、鋒から茎尻まで美しい構成線を成しており、生ぶの樋がさらに古風で格調高い造り込みをあらわしています。幕末の美しい拵えが付属します。
無銘(長船重真)
刃長 | 反り | 元重 | 元幅 | 先重 | 先幅 |
63.0cm | 1.3cm | 0.65cm | 3.1cm | 0.6cm | 2.3cm |
南北朝時代 特別保存 備前 白鞘、拵付 115万円
























